先日、新たなAGA治療薬になり得る意外な成分が発見されました。
その成分は「イソサポナリン」と呼ばれるポリフェノールの1種で、日本原産の「本わさび」に含まれています。
大まかな仕組みとしてはイソサポナリンが毛乳頭の受容体(レセプター)を活性化し発毛を促すというもので、
その効力はAGA治療薬としてお馴染のミノキシジルの3倍とも言われています。
また、根茎に含まれる辛み成分の1種である「6-MSITC」にも同様の効果が確認されているとのこと。
ちなみに、これらの成分は本わさび特有のもので、
チューブ入りわさびに用いられている洋わさびには含まれていないそうです。
どちらもAGA治療薬としての効果や実績はまだ未知数ですが、
将来的にはフィナステリドやミノキシジルに取って代わるAGA治療薬として、
当院でも扱うことになるのかもしれませんね。